給排水設備を通して見る建物

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東京都杉並区O邸平成14年完成(N・S一級建築士事務所)

新築住宅の給排水工事

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 新築住宅も完成してしまうと、その構造体の詳細、特に人間の身体で言えば内臓器官のように重要な位置を占める給排水設備などは、ほとんどが壁などで隠蔽されてしまうため見ることができません。   
 ここでは、その配管などを、最近の建築例でご紹介していきましょう。

基礎のコンクリート
スリーブ用ボイド管
スリーブ穴
コンクリート打設
コンクリート打設作業
コンクリート車
地下片枠作業全体図
片枠組み立て作業
片枠組み立て作業
地下汚水槽
コンクリート打設作業
地下鉄筋配筋
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 基礎工事の大部分は、コンクリート工事が主流を占めますが、給排水工事に取っても、配管経路にあたる箇所に貫通部を設けるため、ボイド管と呼ばれるボール紙の筒のようなものを、コンクリート 基礎が完成し取り除くまで埋め込む作業が、後の配管作業のために重要な作業となります。



上記、ボイド管によりスリーブ穴が出来たところへ、
各部位への配管工事を進めていきます。
右は、配管後貫通スリーブ穴のまわりをモルタルにて補修したところです。